デイトナの持病として「クランク角センサー」「ジェネレーターコイル焼け」があります。これで良く壊れて乗り換える人を何人も見てきました。壊れすぎて、コイル焼けのLINEスタンプが作られてしまうくらいです。(LINEスタンプリンク)
またこれらは部品としては別なモノなのですが、2つで1つの部品としてしか売っていないのでどちらかが壊れると基本的には両方交換になってしまいます。少し工夫すると別々に交換できますが、手間がかかります。
個人的には、ここだけ直してれば6年10万キロは乗れてしまったのでかなり頑丈なバイクに分類されると思いますが…外車なだけに壊れると「ほらやっぱり」という印象がつき、そこで萎える。というパターンが多いみたいですね~
故障車両としてバイク屋に安く売るくらいなら俺か、俺の周りのデイトナ乗りがきっと買うのでいつでも連絡ください。笑
ジェネレーターコイル交換記事は前に書いてみましたが、いつジェネレーターが廃盤になるかわかりません。なので今回はそのジェネレーターがどうなってるのかを調べて、もし自作しなければいけないってなったときの参考にしようと思います!また、全部一気にやると忘れそうなのでその①として分けて書いていきます。
というのは記事っぽい理由として、8割くらいは「暇なので分解してみた」って感じです。笑
今回分解したのは、焦げて使えなくなった中華コイルです。(使用品はジェネレーター交換記事参照)
純正のコイルは樹脂接着剤でコイルが固めてあり、分解が厳しそうだったのでやめました。
まずはクランク角センサーから!
クランク角センサー分解
↑にも書いた通り、ジェネレーターコイルは「クランク角センサー」「コイル」に分かれてます。ピックアップコイルっても呼んだりしますね。
その中のクランク角センサーを分解してみました。
本体としてはこんなもので2本の線が出ていて、線の途中でコイル線と束ねてあるゴム部品を通り、その先にカプラーが付いています。
カプラーはこれ。
調べてみるとこれは「ヒーロー電機」の「FRS-107B」というものっぽい。
ターミナルはこれ。
対応する車体側のコネクタはこれ。理由は不明だけど車体側は白い。
車体側コネクタのターミナルはこれ。
白と黒で何が違うのか調べてみましたが、素材も一緒で分かりませんでした。3個売りか5個売りの違いくらいww
コネクタを調べ終わったところで、本体を早速破壊してみました。
ねじ等は使われておらず、樹脂でガッツリ固めてる感じですね、、、
中身のこの■のは磁石らしい。
丸いのが出てる横も切ってみましたが、多分全部樹脂ですねこれ。
うっすら銅線が見えたので、2本の線はこの丸いのに巻いてあるのかな?
こんな簡単そうな構造の物が壊れるってなんなんだろうか…電子部品の知識無さ過ぎマンなのでわかりません。笑
これ以上バラそうものなら粉みじんにしないと無理そうなのでこっちはこれで終了。
次はコイル本体!
ジェネレーターコイル分解
まずコイルのカプラーはこれです。これはよく使われてるみたいで、ホムセンやカー用品店にあったりします。
このネジは、ただ線の取り回しのためについていました。
外して、線に巻いてある被覆を剝がしてみます。
1本の線につき、2本の銅線がハンダ付けされていました。この黄色の線は、レギュレーターに順不同で刺しても動作するので3本とも同じようについていると思われます。
線を反対側に持っていき、ここから見て一番右の銅線から解いてみます。
線が通っていた隣の右側に巻き付いていました。外側から見て時計回りに巻いてある。
解いた次の場所は、3つ隣に繋がっています。多分すべて3つ隣でつないである感じなのかな?
解いた銅線の長さも測ってみました。
切った位置はこの辺で(緑の頭の上端くらい)
よれているので一直線にはならなかったですが、ざっと280㎝ほどありました。
ちゃんと伸ばせば300㎝ありそうです。このブロックが全部で18個あるので、全銅線の長さは約54mある計算に、、、長い、、、。
また、この銅線には薄い被覆っぽいものが巻いてありました。かなり薄いけど。あとは銅線同士に多少接着剤っぽいものも見られました。接着剤は強いタイプでは無さそうで、手で引っ張ればペリっと剥がれる程度。
短いですが、今回はここまで!
また後日に全部の銅線を解いていきたいと思います。
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