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【デイトナ675】 オイル交換手順&エコオイルチェンジャー取り付け

デイトナ675

2012年式デイトナ675(センターアップ)のオイル交換と、ついでに最近流行り?の「エコオイルチェンジャー」を取り付けたのでその記録。

フィルター交換についてはこちら↓

最初に準備物をズラッと書くので、道具がある人は目次から飛んでください~

【準備物】オイル交換

まず普通にオイル交換するときに必要なもの

  1. 13㎜ソケット&トルクレンチ
  2. 5㎜六角レンチ&プラスドライバー
  3. ドレンパッキン(サイズM14、厚さ2.0)
  4. 入れるオイル(ちなみにトライアンフ純正はカストロール)
  5. オイルジョッキ&ジョウゴ
  6. 廃油パック
  7. (必要に応じて)ゴム手袋とかパーツクリーナーとかウエス、メンテナンススタンド

以下それぞれを詳しく。


1:13㎜ソケット&トルクレンチ

ドレンボルトを外すのに必要。デイトナ675のドレンボルト締め付け規定トルクが25Nm。ドレンボルトのサイズは13㎜、ねじ部分はM14、ピッチ1.5

13mmのソケットと、25Nmが測れるものならOK!間違えないようにしましょう。

ソケットとばらばらに買う場合は差し込み角が同じものを買いましょう!

↑とりあえずこれがあれば作業はできます。心配性な人はKTCとかTONEとか、ちゃんと有名でデジタルな高級品を買いましょう。↓

「締まってりゃいいんだよ!」っていう細かいことは気にしない人は、メガネレンチがあればできます。己のパワーを信じて締めましょう(笑)


2:5㎜六角レンチ&プラスドライバー

カウルの脱着に必要。どうせ後々使うので一本だけじゃなくてセットになっているものを買いましょう!

なにも持ってない人は、とりあえずこういうセット買っちゃうのもいいかもしれません。ただちゃんと精度が必要なとこは別で買いましょう~


3:ドレンパッキン

純正はM14の厚さ2.0㎜、外形14㎜くらいのアルミパッキンです。同じようなものなら何でも使えるかと思いますが、心配な人はディーラーで新品を買いましょう。そんな高くないし。

自分はアマゾンで買ったり、買い忘れてた時はカー用品店で同じサイズのを買ってつけてました。厚さが1.5㎜のとかつけてましたが問題なかったのでまぁ大丈夫でしょう!

ちなみにエコオイルチェンジャーを取り付けるならアルミパッキンは不要みたいです。


4:入れるオイル

デイトナ675純正のオイルは「カストロール POWER1 RACING 4T 10W-50」 らしいです。(店でオイル交換したことがないのでわからない)

今までいろんなオイルを入れたりしてみましたが、結局「カストロール POWER1 4T 10W-40」に落ち着きました。↓(純正よりも1つグレードが下)(結局安いから)

純正の半額くらいで買えるし、今まで特に問題なし!

20Lペール缶で買った方が安いと思いきや、4Lずつ買った方がトータル安くなります

安いので言えばあとはAZのとかです。注ぎ口があるので入れやすい。

まぁオイルの種類も宗教並みに多いので、自分の信仰するオイルを入れましょうww


5:オイルジョッキ&ジョウゴ

規定量が3L~3.5L近辺なので、4Lを買って一回で入れるか、2Lを2回に分けて入れるか、好きな方をって感じです。どうせ数回継ぎ足しがあるので小さい2Lがおすすめです。自分は4L 使ってますがでかくて若干邪魔です(笑)

↑2L

↓4L

これだけでうまく注ぐ自信がない人は適当なジョウゴでも買いましょう。ぶちまけなくて済みます。


6:廃油パック

出したオイルを入れる箱。余裕見て4L以上のを買えば大丈夫です。

毎回↑を買うのが面倒な人は、ガソスタでいらない20Lペール缶を貰ってきて満タンになったらそのガソスタに持っていく、を繰り返しましょう。数百円取られるかもしれませんが安く済みます。

こういうのがあればオイル出した後、ペール缶に注ぐのが楽かも?

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7:その他

いろいろなところがオイルでヌルヌルになるので、ゴム手袋、パーツクリーナー、ウエス、いらないタオルとかは準備しておきましょう。

ゴム手袋は100均の耐油って書いてあるのがあると思うのでそれでいいでしょう!あとはホムセンとか行けばあります。

パーツクリーナーはどうせ無くなるのででかいの買った方がヨシ。

あと、無くてもオイル交換はできますが、今後整備をするならリアのメンテナンススタンドはあったほうがいいです。沢山動画あるだろうしここではスタンドのかけ方とか準備物は書かないのでグーグル先生に聞きましょう!

有名なのはJTRIPとかデイトナ社のとかですね。デイトナ社のが少し安い


【準備物】エコオイルチェンジャー取り付け

まぁドレンボルトを交換するだけなので大したものは必要ないです。

  1. エコオイルチェンジャー(F106SX
  2. 17㎜のメガネレンチ or 10㎜六角レンチ

1:エコオイルチェンジャー

↑にも書きましたがデイトナのドレンボルトサイズはM14のピッチ1.5なのでこれを選択。

麓技研のHPに行くといろいろなサイズがあるので、デイトナ乗りじゃない人でも使えるのがあるでしょう。なんかトラックとか車とか郵便カブにはもう使われているそうなので、とりあえずは信用してもよさそう?

「バイク用」で別に分かれていますが、多分大きさが小さくなったとかそんな感じな気がします。バイク用にはこのサイズがなかったので普通の車用?の「F106SX」にしました。まぁこの辺は自己責任で~

2:17㎜のメガネレンチ or 10㎜六角レンチ

外箱にも書いてありますが、メガネか六角が必要です。両方使えるのは有難い。一応記載のトルクは25Nmなので、ソケットなりビットなりを買いましょう。

↑にも書いたトルクレンチのセット買えばそのままこれの取り付けに使えます。

以上準備物終わり!以下実作業!


【実作業】オイル交換

簡単に手順を書くと

  1. カウルを外す
  2. エンジンを少しかけてオイルを温める
  3. オイルを抜く
  4. ドレンボルト締める
  5. オイルを入れる

これだけです。オイル交換だけならカウル外さなくても一応可能。

メンテナンススタンドは無くてもできますが、やるなら最初にあげましょう。ちょっとコツがいるので、YouTubeやら他サイトやらでレッツ練習。

1:カウルを外す

①カウル内側(ヘッドライト下から覗く感じで)のプラスリベットを緩めてインナーを外す。4か所。

使用工具:プラスドライバー

ただこのプラスリベット、めちゃめちゃイライラします。

力を入れずに反時計回しでうまくとれる。むしろひっかけて引っ張るようなイメージで。

補足:これにイラついた人はプッシュリベットに変えるとヨシ。押すだけで取れるので精神にイイです。超短気な人はもうこれは破壊して↓のをつけましょう。

適合を確認したのはこれだけですが、同じようなサイズであればなんでも付きます。アマゾンでなくてもカー用品店にあるかと~


②同じプラスリベットがカウル下にもあるので外す。4か所。

長いドライバーだとやりづらいので短いので作業する。

使用工具:プラスドライバー(短)


③ハンドル左のインナーパネルのボルトを外す。

外すときは反時計回し

使用工具:5㎜六角レンチ


④左カウルのボルトを外す。(5か所

ボルトの形が違うものもあるので混ざらないように気を付ける。

使用工具:5㎜六角レンチ


⑤もう外せるので引っこ抜く。カウルの突起が本体側のゴム穴にいくつか刺さっているので注意。

ヘッドライトのアッパーカウルに引っかかっている爪があるので、ゴム穴から引っこ抜いたら車体後方にスライドさせる感じで取る。

ラジエーター下のトライアングルみたいなのがもしかしたらぽろっと取れるかも。

ただ穴にはめて固定してあっただけなので焦らないように。というかずっとこれつけてませんが支障がないのできっとなくても大丈夫ですww

こんなやつ

2:エンジンを少しかけてオイルを温める

普通にエンジンかけてアイドリングさせます。吹かさなくてよし。

なんとなく5分くらい


3:オイルを抜く

13㎜メガネレンチで半時計回し、ドレンボルトを緩める。

もしくは13㎜ソケットとトルクレンチで緩めますが、トルクレンチは「締める道具」なので、あまり緩めるのはよろしくありません。自己責任で~

緩めてすぐはドバドバでないので大丈夫です。

硬いときはメガネレンチに長い鉄パイプでも刺して回しましょう。てこの原理は偉大。

汚いのは見なかったことに。

②少し緩んだら、下にオイル受け(廃油BOXやトレー)を置いて、手でボルトを外しオイルを抜く。

この時オイルが熱いので注意ゴム手袋とかするとヨシ。

廃油BOXの中にボルトを落とさないように。

上のオイル入れるところを開けておくと抜けるのが早いような気がします。


4:ドレンボルトを締める(エコオイルチェンジャー取付)

普通にオイル交換する人は、ドレンパッキンを交換してドレンボルトを締めます。ドレンパッキンは毎回交換しましょうM14、厚さ2.0㎜、外形14㎜

最初は手で回せるところまで回してからトルクレンチをかける。(最初から工具で回すとねじ山をつぶす危険性)

使用工具:13㎜ソケット&トルクレンチ(ドレンボルトは規定25Nm

こっから下はエコオイルチェンジャー取付です。

内容物はこの3点

ドレンボルトとパッキンは必要ないので使いません。

調べるとアルミパッキンを使うタイプも存在するみたいですが、これはゴムパッキンがついていました。(経年劣化でそのうち交換になりそう、、)

レバーの開閉が少し難しいので注記

閉じている状態
ただ横にずらすのではなく、下に押して段差の部分を乗り越える感じで
乗り越えたらそのまま左に
これが全開状態(オイルが出る)

内容物と動作を確認したら取付に~

ゴムのパッキン部分2つにオイルを薄く塗る。塗らないと滑りが悪くてゴムが割れるらしい。

左の部品(でかいレバーがついてる方)のゴムパッキンが車体側になるように取り付けて締める。

ボルト側にもゴムパッキンがあるのでぐっと押し込まないと入りませんでした。注意。

17㎜のソケット or 10㎜六角レンチで締め付ける。規定25Nm

締めると一緒に回ってしまうので、回らないように抑えながら作業。

角度を真下にしてしまうと結構出っ張りが気になったので、このくらいの角度に取り付けました。オイル出口は左側からになります。

以上取付は終わり~


5:オイルを入れる

あとはジョッキに量を測ってオイルを入れます。

規定は3.5Lとかそんなだった気がしますが、メモリの棒を現物確認して入れましょう!

自分は3.4いれて確認して足りなければ少し継ぎ足し、って感じでやってます。

赤がオイル注ぎ口青がオイル量確認棒

オイルを入れて少しエンジンをかけて

車体直立状態青丸の棒を奥まで締めてから抜いて

×××の間にオイルがついていればOKです。

入れすぎても少なすぎても故障の元なのでちゃんと測りましょう!あんまり入れすぎたら面倒ですがまたオイルを一回抜いて入れ直しをオススメします。

最後に少し走ってみて

  • オイル漏れがないか
  • ボルト締め忘れないか
  • ついでにその他増し締めと灯火類点灯確認

で問題なければ終わりです!

以上オイル交換でした!

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