なんかこういうタイトルで記事書く旅人、多い気がしたので真似してみた。笑
明日から入社が決まっているので、今日が本当の最後になります。
7か月で区切りをつけて家には帰りましたが、おかわり旅はやろうと思えば出来ました。実際遊び歩いてたけどもww
でも、もうこれからはどうあがいても不可能になります。その最後のチラ裏日本一周感想文の記事になります。
そんでこれは長すぎて面倒なんで添削も多分しません。文章変でも見なかったことにしてください。
文章書くのも国語の作者の気持ちを考えるのも苦手なのですが、一応記録には残しておこうと思いました。
「日本一周」をやってみた意味
タイトルの答えを書くなら
「楽しかった」
だけで自分は 「日本一周をやってみた意味」はあったと思いました。
会社を辞め、期間にして7か月(プラス入社が決まるまでの7か月)費用にして130万。ただやりたいことをやって、遊んで、走って、寝て、食べて。きっと人生で一番贅沢な時間だったと思います。会社を辞めたことも100万以上使ったことも、何一つ後悔はありません。
逆に言ってしまえば、良い歳した成人男性が会社を辞め無職になり各地を浮浪しながら貯金を浪費していただけ。
字面だけみたらただのやばいやつです。普通の人は「やりたいな」と思ってもそれ以上行かずに止まってしまうことを「本当にやってしまう」のは普通のことではなく、十分やばいやつで、やばいことなのだと思います。
ちなみにこれは会社を辞めるときに上司に言われました。普通の人は願望で終わるラインを君は超えている。私は理解できない、と笑
確かに(素)
なぜ「日本一周」しようと思ったか
なぜ「やりたいな」と思ったのか。
理由はたくさんありますが、一番の根底を探すなら
「あまり出掛けない家庭だったから」
が大きいかもしれません。他の家庭はよくわかりませんが、うちはあまり出掛ける家ではありませんでした。特に裕福でも貧乏でも無かったですが純粋に親が出掛けるタイプじゃなかったのだと思います。
土日はあまり出掛けず、出たとしても半径20㎞くらい。郡山(家から50㎞くらい)なんて、家族で行ったのは2回か3回くらいです。たまに旅行でディズニーは行ってたかな?
でもこれを特に不満を抱いたことはなかったし、欲しいゲームも買って貰ってたし、満足でした。
だからこそ反動?的な感じで遠い場所に行ってみたいっていう気持ちが強く、そのまま大きくなってお金を手にしたのでこういう行動に出たんだと思います。どうもこどもおじさんです。
「日本一周」の定義
これも前に日本一周界隈で流行った(?)話題なので自分の考えを書いておくことにします。
一応自分の目標としては「道の駅全部1189駅制覇」を目標に走っていました。
これにした理由として、
- なにかしら集める系がやりたかった
- 制覇したらステッカー貰える
- 1189という数字がやばすぎてテンション上がった
- 現時点で制覇できた人間が200人しかいないらしいのでテンション上がった
これですかね。
元々在職中に47都道府県はすべてデイトナで走り終えていて有名どころ?はある程度周ってはいたので、じゃあ道の駅でもやるかって感じでした。
道の駅巡りってメインクエストに加えて、自分の日本一周でのマイルールとして決めていたのは
- 毎日楽しいように(飽きないように)過ごすこと
って一点のみ。
このマイルールを破らないように、道の駅すべてを周る。が自分の日本一周の定義でした。
他の旅人の話を聞いて上がったものを少し挙げると
- 沖縄も含めて行く
- 最端に行く(東西南北)
- 一時帰宅しないで一筆書き
- 人力のみ(チャリとか徒歩)
こんな感じ。
これについて個人的に思うことは
沖縄も含めて行く
これはわかる。有給ぶつけて2週間かけて沖縄にデイトナ持っていったけど正直きびしかったし、日本一周中でもないと普通は自分のバイク沖縄に持っていけないしね!
ただ波照間とかもちゃんと行こうぜ派も確かに居た。が、あそこに関してはどうせバイクを置いて船や飛行機に乗っていくことになるし、「バイクと一緒にいかないなら別に最初から(東京から)飛行機でよくね?」と思ったので俺は波照間とかまでは行かなかった。
最端に行く(東西南北)
わかる。けど俺はデイトナで行ったし、近くまでは通ったけどわざわざもう一回は良いかな、と思って行かなかった。
一時帰宅しないで一筆書き
これもまぁわかる。「一周」っていうとこういうイメージあるし。俺は「飽きない」というマイルールを優先させたから好きに一時帰宅もしてたし、特に制限はかけなかった。けど「本当の一周」って考えるとやっぱり一筆書きなのかなぁとは今でも思う。
人力のみ(チャリとか徒歩)
これはわからん。ただ、人力でやる人はマジでバケモンだと思った(笑)
結局は日本一周なんて当人がやると決めて当人がルールを決めるので正解も不正解も無いと思います。
思いますが、一時帰宅しないのが一周だ!と言いつつも住み込みで短期アルバイトしたりしてるのを見るとせっかく仕事辞めて出たのにまたフルタイムで拘束されてたら意味ないし、「それはもう一時帰宅と変わらないただのフリーターでは?」とも感じたし、
基本的に一周勢は貧乏無職なので節約旅なのですが、せっかくの自由な日本一周なのに「お金ないから」って理由でいろんなこと諦めて進むのも勿体ないな、とも感じたし
本当に海沿いしか走らずに一周した人を見ると、内陸も楽しいところたくさんあるのに全然回ってないのすごく勿体ないな、とも感じたりしました。
これは完全なる個人の意見で誰か特定の個人に向けて言ったりしませんが、本音はこんなところです。
日本一周の種類について
こういうのを他の旅人から聞いたり自分で考えていると、日本一周の中にも種類があるような気がしました。
- ツーリングの延長としての一周
- 何かやり遂げたい的なアレでの一周
- 労働も経験として楽しむ一周
- ビジネス一周
自分は上2つの複合かな?
ツーリングの延長としての一周
これはバイク乗りのみの感覚だと思います。バイク重視。
ツーリングが好き → ロンツーも好き → いろんなところ行ったけどもっと行きたいもっと走りたい → そうだ日本一周しよう!
きっとこういう思考回路です。俺もです。日本一周がロンツーLevel100、って感じだと俺は思ってます。
このタイプの人は基本的にバイクが大好きな人間なので、共に一周したバイクは滅多に手放さないんじゃないでしょうか。少なくとも俺は売らないし売れません。動かなくなっても実家に置いておくし、実家がなくなったとしても何かしらの手段で俺が生きている間はそばに置きます。
何かやり遂げたい的なアレでの一周
これが最も多い印象でした。一周と言ったらこんなイメージ。
俺はツーリングの延長7割これ3割ってところですかね?
このタイプの人はなにがなんでも一筆書き!ってのが多いような気がするし、自転車と徒歩が多い気がしました。
一筆書きすごいな~と思いますが、観光地や面白いところはあまり目をくれずにひたすら進みゲストハウスで泊まったり現地民に泊めさせてもらったりで「マジ出会いに感謝!」っていうパッション重視の陽キャが多めな印象です(陰キャ並感)
加えてインスタ絶対やってる(これはただの偏見)
労働も経験として楽しむ一周
これも一定数いました。一番旅人っぽいのはこのタイプかな(笑)
このタイプは一周自体の期限も決めずに、明日を生きるためだけしか考えず時にはゲストハウスで働き、時には野菜を収穫し、時にはスキー場で働く。経験重視の一周とでもいうのかな?
これはこれで楽しそうでした。楽しいことやって金も入るので最高です。短期バイトが終わったら「次はこのあたりで働けるところないかな?」って探しながら走り出すみたいです。これが本当のノマドワーカーなのでは?笑
個人的には、やるとしても2~3週間がちょうどいいな~って思います。俺はそういうの見当たらなかったし期限も決めていたし、そもそもせっかく自由なのにって思っていたので暇なときに好きにやれるウーバーやってました。
ビジネス一周
このタイプは自分とは相容れなさそうだったのでそもそもあまり関わらないようにしていました。
一周資金そのものをそもそもクラウドファンディングで資金集めたり、一周をコンテンツ化させて動画投稿なりしたり、ライターとして記事を書いて売ってみたり。
俺みたいな日記レベルのブログや動画投稿はたくさんいたし全然良いかと思いますが、本当のビジネス一周は根本が違うような気がしてしまいました。
これまた個人的な意見にはなってしまいますが、ビジネスにしてしまうと「日本一周っていう仕事」「旅っていう仕事」と思えてきて
一見最高な仕事に見えはするけど本当にそれは楽しいのか と思ってしまいます。もし本当に楽しいと思えるのならきっとその人にはそれがあっているのだと思います。
ある程度楽しんだら定職に就くべきだと思うし 仕事を辞めて一時の思い出として旅をすることが旅を最大限に楽しむ方法だと自分は考えます。
そしてまた旅に出たくなったらまた辞めればいいんです。意外と何とかなるので。
もし日本一周に行きたい人、これから行く人は 自分がどのタイプでどういう風に進みたいのか を最初に決めておくと、充実した日本一周になるのではないかと思いました。
なんかいい感じになったのでこれで終わります。笑
知り合いたくさん増えたし、いろんなところ行けたし、もしかしたら何かしら成長したのかもしれません。ちゃんと宣言通り道の駅1189駅も終わらせられたし悔いはありません。意味のないことに多額の金と膨大な時間をかけて、最高に楽しかったです。
楽しい人生の夏休み14ヵ月間でした!完!
明日から6時起きや!!!!