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【デイトナ675】チェーン交換作業手順【リンク数・サイズ・適合品紹介】

整備情報

デイトナ675(2011)のチェーン交換をしたのでその記録です。

整備士でもない素人作業の記録なので参考にされる人は自己責任でどうぞ!

チェーン交換と同時にフロントスプロケも変えようとしたんですが、歯が結構残ってたし硬すぎたので諦めました。笑

なのでチェーン交換だけの記事になります。リアスプロケならいつでも交換可能ですがフロントスプロケはチェーンと同時に交換を推奨です。というか同時じゃないと結構面倒かと~。

準備物の前にまず必要な情報だけ記載します!(ついでにスプロケの純正歯数と締付トルクも)

【諸情報】

チェーンサイズ → 525

リンク数 → 116L

です。前期中期後期すべてのセンターアップのデイトナは全部同じだと思います。つくしデイトナ(非センターアップ)については詳しくないのでわかりません!

次にスプロケ類。今回は交換しませんが参考で記載。

フロントスプロケ → 純正16・ソケット36・規定トルク85Nm

リアスプロケ → 純正47丁・ソケット14㎜・規定トルク55Nm×6箇所

【準備物】

  1. リアタイヤ交換道具一式
  2. チェーン
  3. チェーンカッター&カシメツールセット
  4. グラインダー等
  5. 結束バンド(小さめ)

リアタイヤ交換道具一式

交換後に張り調整が必須なので、リアタイヤ外す道具一式です。

具体的には

  1. リアスタンド
  2. スタンドフックボルト
  3. リアアクスルソケット(27㎜)&トルクレンチ
  4. スパナセット

詳しくはこっち参照。タイヤの緩め方とかは↓のタイヤ交換記事で確認

チェーン

2回連続でこれつけてます。値段も普通で、自分の乗り方だと3万キロくらいは乗れたので!

チェーンの種類でノンシールとシールチェーンがありますが、個人的にはシールチェーン一択です。

ノンシールの方が安いので一度付けたことがありますがロンツーの片道走っただけでダルダルになって交差点でチェーン外れて1回死にかけました。笑

サーキットだとか一回の乗る距離が短い人はノンシールでもいいと思います。たくさん乗る人はシールにしましょう。

グラインダーなど

チェーンのピンの頭を削るものです。

グラインダーを使うか、コンセントが無い人は充電式のものにするといいかも。ホムセンで一度実物を見てから買うのを推奨します。

↓のチェーンカッターで出来るようですがよくわからないし力いりそうだし、自分はめんどくさがりなのでグラインダーに切断系の物を取り付けて普通にチェーンを切断してます笑

カシメツールセット

「チェーンカッター」とかっても呼ばれてます。大体カシメツールと一緒になっています。言ってしまえば小さい万力ですね~

小さいバイクならチェーンカッターのみでチェーンを破壊できるみたいですが、デイトナ位のサイズになると無理な気がするので自分は↑ので切っちゃってます。

自分はこれに似たような安物のチェーンカッター使っていたんですが、部品が折れたり取れなくなったりしたのである程度ちゃんとしたものの購入を推奨

あとこれは別にデイトナ特有でもない作業なので他のサイトなどを参考にした方が良いかと思われます。

結束バンド(小さめ)

自分と同じ、めんどくさがりで切断してしまう人は使います。なんなら紐でも針金でも可。

ちゃんとチェーンの頭を落としてピンを抜いてやる人は使わなくても大丈夫ですが、使った方が途中でぽろっと外れたりしないしかなり楽なので使用推奨。

【実作業】

  1. リアスタンドかけてチェーン切断
  2. タイヤ緩める
  3. 新しいチェーンと古いチェーンを結束で繋げる
  4. 新しいチェーンをカシメ
  5. 張り調整して終了

気を付ける作業は1の切断4のカシメかな?

リアスタンドかけてチェーン切断

自分は最初に切ります。スタンドかけなくてもただ切ればOK。

でもタイヤ緩めてチェーンたるませてからだと切りづらい気がするので注意

回転工具使うときは手袋とかしないように。あと完全防備するならメガネ装着推奨!

タイヤ緩める

タイヤが後ろにあると新しいチェーンが届かないので、タイヤ緩めて張り調整ねじをちょっと緩ませておく。

チェーン張りについてはそのうち記事書きます。たぶん。

新しいチェーンと古いチェーンを結束で繋げる

チェーンを開けるとこうなってます。既にグリスは塗られているので手袋推奨。

チェーンの回転向きは無い(と勝手に思っている)のでどっちでもいい気がします。でもよーく見ると「DID」「JAPAN」の文字が入ってるので文字の下が内側を向くような回転方向につけてます。

もし間違ってたら誰か教えてください()

これを古いチェーンと結束でつける。良い感じに等間隔になるように!割と適当でOK。

そしてタイヤを手で回して古いチェーンを抜きつつ新しいチェーンをスプロケの歯に合わせていきます。新しいのが回り終わったら結束を切って古いチェーンは捨てる。

これがヤフオクデイトナのチェーン裏である。

まーダルダルではないし走れなくは無さそう。でもツイッター警察に見られようものならクソリプが飛んでくるので早めに変えましょう。

新しいチェーンをカシメ

これはデイトナ特有作業でもないし、これが一番大事な作業と言ってもいいのでここで書くよりYouTubeなり見たほうが良い気がします。「バイク チェーン カシメ 方法」とかでグーグルに聞きましょう!

軽く手順を書くと、

  1. ピンとOリングにグリス塗る
  2. チェーン繋げてプレート圧入
  3. ピンの頭をカシメて外れないようにする

です。写真は一応撮ったので載せておきます!

これらにこの白いのを塗りたくる
ピンにOリングを1個ずつ入れて繋げる
Oリングをまた1個ずついれてプレートを合わせる。てか今気づいたけど「JAPAN」の文字の向き、隣と逆やん、、
隣のを見ながら同じ間隔になるくらいに圧入
だいたいこのくらいかな?
この2つのピンの頭をカシメる
分かりやすく言うと頭を潰すって感じ。よくみると潰れます。

張り調整して終了

カシメをやったら張り調整をやって試走、問題なければOK

チェーンは初期伸びってのがあるので数十キロ走ったら張り調整しなおすといいらしいです。

これでチェーン交換終了。

シールチェーンを使っていて、急加減速が多かったりアホみたいな距離乗ってなければ2年に1回やるかどうかの作業だと思います。

たまにの作業だと忘れがちになってしまいますが、カシメをちゃんとやらないと外れて死ぬのでかなり重要な作業になります。不安だったら大人しくお店へ行くことを推奨します!

それでも交換やってみたい!って人は入念な下調べと、作業を1個ずつ確認しながらぜひやってみてください!

以上チェーン交換おわり!

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